港まで・・・?船便の受け取り方                

               

By佐藤 大介

2014年 12月 29日 , , , , , , , ,                                

ゴールド会員入会待ちの間に中国に住む知人(中国人で日本語ができません)に仕入れの補助をしてもらっています。
なんとか商品を知人の自宅に到着することはできましたが、日本へ送るのにてこづっています。
知人は一番安くて良い方法は船便で1週間くらいかかり大阪港まで届ける。
それからは私が大阪港まで取りに行かなければといけないと言っています。

税関のことちゃんとしているのかよくわからず、自宅まで届けてほしいのですが何か良い方法はないでしょうか?

(ペンネーム:PansilPansilさん)

お話から推測するにLCL貨物のことですね。

船便はコンテナ単位(20フィート、40フィート)で輸送しますが、
20フィートでも30立方メートル以上の容積があり、
それ未満の小口貨物を送る手段として活用されています。

5立法メートルの荷主を6人集めれば、
20フィートコンテナが1本埋まる・・・ということですね。
日本についてからの手続きは、日本側でやるのがルールです。
この場合はPensilさんですね。

貨物が大阪港に着いたら、
Pensilさん宛に貨物到着案内(ArrivalNotice)がFAXで届きます。
※FAXが無い場合、まず電話がかかってきて、FAX番号またはメールアドレスを聞かれて、その時に指定した宛先に送ってくれます。

一般的には、ここから先は乙仲さん(通関会社)に頼みます。
自分でもできますが、
・貨物の通関
・関税、消費税の立て替え払い
・貨物の引き取り
・納品(宅配便、チャーターなど)
まで、全ておまかせで手数料は1-2万円ですから、
手間を考えたら頼んだほうが安いですね。

*税金や送料などの実費は別途かかります。

乙仲さんに頼むには、
・ArrivalNotice(上記)
・B/L(船荷証券・・・輸出者からもらいます)
・Invoice(輸出者からもらいます)
・Packinglist(輸出者からもらいます)
の4点があれば大丈夫です。

乙仲さんは、ネットで探してもいいですし、
特にこだわりがなければ、ArivalNoticeを送ってきた会社に頼んでもいいですね。

このLCL貨物は、貿易の世界では非常に一般的な方法ですので
安心してくださいね。

イーウーパスポートでも、
毎週たくさんの方が
LCL貨物で輸出しています。

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