知的財産権に関する注意喚起                

               

By安中惠子

2023年 1月 9日 , , , ,                                

謹賀新年

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

2023年もより一層のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

  

2022年の最後は中国でのゼロコロナ政策緩和により一気に感染拡大が広がり、弊社でもほとんどの社員が陽性となりました。

元旦までに陰性を保持し陽性にならなかった場合は、

ワールドカップに因んで元旦まで持ったらベスト4入り、春節まで持ったら決勝進出と言われるジョークも出ていました。

(陽性者を羊や🐑絵文字で表記しているのは、陽性の陽が羊と同じ発音のため)

   

直近1年~2年の間で、中国税関や日本税関において知的財産権侵害物品の差し止めが頻発しておりますので、今回は知的財産権に関して皆様に再度注意喚起をさせていただきます。

日本も商標権や意匠権の侵害行為が明確化となり、令和4年3月に関税法が改正され、模倣品の輸入は出来なくなりました。

物流会社よりご共有いただいた事例について、直近では下記のキャラクター、ブランド商品の差し止めがありました。

・ミニオンズ

・YAMAHA

・YKK

・Champion(チャンピオン)

・SD

・MicroSD

・HDMI

上記含め、

・代理権のない商品

・スポーツブランド

・キャラクター物

・ロゴ付き自動車/バイク/自転車用品

・ハイブランド商品

・電化製品ブランド

・有名ブランド商品

・ゲーム関連商品

・ロゴ(エンブレム、アルファベット、文字など)が使われている商品

・特許権がある商品  (知的財産権侵害する商品、キャラクター、コスプレ商品など含む)

加えまして、これらの模倣品(コピー商品、偽物品)もNGです。 個人使用で購入する場合も同様にNGです。

知的財産権侵害物品や模倣品などの水際取締に関する注意詳細は下記URLをご参照ください。

●東京税関 業務部 知的財産センター:

https://www.customs.go.jp/mizugiwa/chiteki/pages/d_010/index.html

●国民生活センター:

https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20221012_1.html

●特許庁:

https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/mohohin/kisei.html

※商品仕入れ時に上記内容をどうぞご留意ください。

輸出貨物の中にコピー商品や偽物品が発見され検査に引っかかりますと、中国税関では同日発送のその他輸出貨物の検査も行われることになり、多方面で影響を及ぼすことになります。

これらを踏まえまして、皆様へのお願いとしましては、仕入れの際に、必ずブランド物の真偽確認を行い、コピー商品、偽物品の買い付け代行依頼をしないようお願い申し上げます。

こちら側でも全ての輸入不可商品、ブランド商品を把握しているわけではないため、商品選定時には予め知的財産権侵害となるか否かを念頭に入れていただきますようお願い申し上げます。

何卒ご協力ご理解の程賜りますようお願い申し上げます。

 

中国ではまもなく春節を迎えます。

弊社の春節休業日は、2023年1月19日(木)~1月31日(火)です。 

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