広州での現地仕入について                

               

By佐藤 大介

2016年 6月 19日 , , , ,                                

お世話になります。

中国の広州についてですが、イーウーに比べて不良品率が圧倒的に少ないと聞きましたが、実際どうなんでしょうか?

また広州での卸問屋の現状はどんな感じでしょうか?

漠然とした質問ですみません。

(ペンネーム:kisuke5547さん)

イーウーには「広州クオリティ、義烏プライス」という言葉があります。これは「高品質だが、値段は安い」という意味です。

広州は、中国が改革開放に舵を切って以来、外国企業が次々と進出してきました。生産現場では日本発祥の5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)が当然のように運用されています。

そのような経緯がありますので、比較すれば不良率も低いのです。ただしその分、値段は高いですね。

近年ではイーウーの品質も格段に上がっていますが、やはり広州にはかないません。ですから「検品」が重要で、検品で不良品を弾き、その分は代金を支払わないというスキームが大切なのです。(これを徹底すれば、結果として広州よりも安い値段で、良品だけを仕入れることができます)

なお、広州の卸問屋は、小売店が仕入れる場所と捉えたほうがよいかもしれません。
私がよく出掛けていたのは5年ほど前までですが、ヤフオクでの転売がメインでした。今もさほど状況は変わっていません。

実店舗やフリマ等での販売であれば、在庫品を量り売りで買い付けて転売もありですが、インターネット販売で長期売るには厳しいと思います。

広州には若手のデザイナーが多いですから、
デザイナー兼オーナーのブース狙い目かと思います。

日本での販売を独占できれば、そのブランドを長期売ることが出来ますね。

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