さて今日もご質問を頂きましたのでシェアします。
メルマガで簡易OEM化の質問を拝見し、こちらも疑問があったので質問させて頂きます。
簡易OEMで使用するブランド名を、まだ商標登録してないのですがその場合は、商標未登録のブランド名を使っても問題ないでしょうか?
また、中国語マニュアルの翻訳は御社で請け負って頂けるのでしょうか?
(ペンネーム:Hさん)
オリジナル商品をやるときには、誰でもそう思いますよね。
現時点で問題がないかどうかと言う観点であれば、問題はありません。
他人の商標を侵害していないからです。
ただし、商標登録をしないままで使い続けて、痛い目にあう可能性がありますので弊社代表の佐藤の体験を下記引用にてシェアします。
非常に恥ずかしいのですが、
他山の石として欲しいので明かします。特許庁のサイトで商標が検索できるので引用しますが、
あるとき、私の創業時からのブランド名である「ファーストドア」が横取りさた事件がありました。商標検索サイトの検索結果:
https://yiwupassport.net/l/m/cxSm3tHcWBrz9Oこの時、私は「ファーストドア」の名前で売っていた商品がAmazonと楽天だけで月商4,000万円を超えていました。リサーチツールをみるまでもなく、Amazonランキングである程度売れていることは分かります。
そこで目をつけられたのでしょうか、中国の「S有限公司」という会社が商標登録したうえで、Amazonに「商標権の侵害だ」と密告されてしまったのです。即座に販売ページはAmazonによって停止となり、私はパニック状態です。
だって誰の商標を侵害したわけでもなく、Hさんと同じように「商標登録はしていないけど、別に人の侵害してないし、いいよね」と思っていましたから。(しかも2006年からずっと使っている会社名ですし)しかし法律を調べると、商標というのは「先願制」といって、著名でない限りは先に申請した者勝ちということでした。
そして、その2日後、この商標の使用料としてまず100万元(1,600万円)、そして以後年間700万円(50万元)を支払う要求が書面で届いたのです。で、どうしたのかというと、
まずAmazonのブランド名を変更した上で、メールで連絡し、
埒が明かないので(まぁ、トラブルで連絡したことがあれば、分かりますよね・・・^^;)
Amazonの担当社員に電話しました。しかし、それでも商品ページの復活はならず、1週間で30往復ほどやりとりをした後に、最終的にはジャスパー・チャン(Amazon日本法人の社長)の署名付きの手紙をもらう間柄というのが効いたのですが、当然、全員にこの方法が常に通用するとは思えません・・・
(イーウーパスポートを長く使って頂けている会員さんであれば、紹介できますけどネ)というわけで、結論としては
「売れてきたら、誰かが商標登録をして脅かしてくるので、取りましょう」ということです。ちなみに私は Toreru.jp というサイトを使っていて、
手数料が非常に低く、丸っとおまかせできるのでいつも頼っています。※アフィリエイトはしていませんが「イーウーパスポートの佐藤さんから聞きました」とひとこと言っていただけると、僕のメンツが立つので嬉しいです。
あと、もうひとつのご質問、中国語翻訳についてですが、
簡単なものであれば担当の社員がやりますよ。イーウーパスポートのサービスについては、
聞くよりも、どうせ1ヶ月無料なので、まず使ってみるのが良いと思います。「まず、やってみる」
駄目だったら、やめればいい・・・
これが成功の秘訣なんですから。
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