皆さんこんにちは。
イーウーパスポートの高橋です。
今回は、浙江省にある諸葛亮の子孫が作った村の、諸葛八卦村へお客様と行ってきましたので、レポートしたいと思います。
とあるお客様が、浙江省に諸葛亮の子孫が作った村が有るので是非行ってみたいと、おっしゃっていたので百度地図で調べると、義烏から自動車で一時間半程度の場所にある事が判りました。
そこで、興味も有りお客様に帯同させて頂く事になりました。
DDという配車アプリを使って、前日に予約して浙江省蘭渓市にある諸葛八卦村へGO
全ての施設を参観できる入場料は、100元です。
絵葉書型の入場券で、右側にあるQRコードは、別途入場料のかかる施設に入場する際に使います。
入場すると、電動のカートが有りました。
村の外れに有る施設に移動できます。
カートに乗って、村の外れにある関羽を祭った廟にお参りしました。
関羽は、商売の神様として中国人に崇められていて、華僑あるところには関羽を祭っていると言われています。
信義を守って殺された事から、信用を重んじる商人から崇めらるるようになったともいわれています。
早速、お賽銭を入れて会社とお客様の商売の発展をお願いしてまいりました。
またカートに乗って、村への入口へ向かうと、お土産屋さんがたくさん並んでいます。
中には、民宿も有り機会が有れば泊まってみたいのですが、残念ながら外国人は泊まれません。
射的のお店も有りましたが、射的の道具は諸葛亮が考案したとされる連弩です。
そうやって、村の中へ入っていくと
昔ながらの中国の農村の風景が見えてきました。
丞相祠堂と言う施設に入りました。
此方の方は、入場券の副票にあるQRコードをゲートにある読み取り機に翳すと入場できます
村の規模を考えても、かなり立派な施設で、木造の彫刻が細かくて、結構施設の維持が大変だな思いながら見ていた所、
有志による、丞相祠堂の改修や再建の寄付に関与した人の名前が石板に刻まれていたのです。
日本の方も寄付をしていて、中には何回も寄付を行っている人も見受けられました。
三国志でも有数の人気のある諸葛亮のファンかもしれません、最近になってようやく注目されるようになってきましたが、今から20年以上前に訪れていたと言う事を思うと、昔は知る人ぞ知る村だったのでしょう。
今失いつつある、普遍的にある中国の風景がここにありました。
ですが、この村は普通の村ではなく諸葛村なので、八卦が壁に書いて有ったり、何気に上り下りがあって今自分が何処にいるのか判らなくなってきます。
よくよく考えてみたら、村のこういった作り全体が外的侵入の対策になる事に気づきました。
そんな狭く、曲がっていて上り下りの大変なところに攻め入ったら、大変な事になってしまします。
そんな村を作ったとされる人はいったい誰なのでしょうか。
諸葛亮の孫で、諸葛京と言う方だそうです。
蜀滅亡の際に、父(諸葛亮の長男)と兄が戦死し、未成年であったため罪には問われなく、後年晋に登用されて江州刺史(今の江西省辺りの行政長官)にまで出世します。
その子孫が村を作り、徐々に村は栄えて行き、明と清の時代には合わせて13名の進士科(科挙)の合格者を輩出していて、それぞれが地方行政に関わり、民政に尽くしたそうです。
三国志好き、歴史好きな人だけでなく、中國独特の建築様式、古い村落の風景が今も残っている諸葛村。
ただ古いだけで何もないわけではなく地鶏を使った料理を出すレストランや、一休みしたい時に座れるカフェも有りますので、お茶をしながら中国の農村風景を眺めてみるのも良いかと思います。
諸葛八卦村
中国浙江省金華市蘭渓市諸葛鎮にあります。
義烏からですと、自動車で90分程度です。
配車アプリのDDですと、義烏の福田市場辺りから大体330元位です。
今回行きは直に向かえたのですが、帰りがDDでは直接義烏へ行く自動車が見つからなかった為、タクシーで蘭渓市のバスセンターへ向かい、そこから金華市や義烏へ向かうバスに乗るか、タクシー等を見つけるかと言った次第になった為、もし行く場合は往復の車をチャーターすればよかったかなと思っています。
三国志や、中国の歴史が好きな方、伝統的な中国の街並みを見てみたい方、必見な場所だと思います。
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