代行業者からこの商品は日本へ発送できませんと言われたことはありませんか?
日本のアマゾンで販売されている商品でも、発送できないと言われることがあります。
その多くは、電池が含まれている、液体が含まれていで通常の航空便では送れない
などの理由が多いです。
そんな場合は特殊な航空便などで送れる場合もありますが、
その他、アニメのキャラクターや日本のメーカーのロゴがあるなど
商標権の侵害がありそうな場合もありますがこれはあきらめましょう。
むしろ、発送前に気が付いたことで返品などの対応が可能になります。
食品衛生法等の規制があり、日本へ発送しても税関で差し止められる
可能性があるので送れないということもあります。
これらはもちろん正規の手続きを行えば輸入は可能ですが、費用も掛かります。
代行業者によっては、多くの荷物に混ぜて送ってしまう場合もありますが
税関で見つかった場合には処分となります。
食器などでも少量の自己使用の場合などは認められることもありますが、
他の商業的な仕入商品と一緒の場合は難しいでしょう。
ただ、ここで確認したいのが本当に規制対象になるかです。
代行業者によっては知識不足で少しでも可能性がある場合にできないという場合も
あるかもしれませんし、中国の運送業者に正確な情報を伝えられていないかもしれません。
例えば歯ブラシなどは口に入れるものなので、食品衛生法の規制にかかると考えますが
実際には規制の対象外です。
そんな時は、自分で日本の税関に問い合わせるのが確実です。
その場合にもできたら、メールやFAXなどで商品の写真等をしらせ、用途なども
明確にして相談するのが良いです。
また、相談した結果問題ないようでしたら、その商品が該当するHSコード
※HSコードとは、あらゆる物品に固有分類番号をつけて、
貿易上、それが何であるのか世界各国で共通して理解できるよう取り決めた番号のことです。
タリフコードや税番、品目コード、Tariffコード、HS番号などの言い方もされます。
を確認しましょう。
代行業者に、HSコードを伝え、中国側の物流業者に再度確認してもらいましょう。
また、インボイスにHSコードを記入しておくと輸入通関がスムーズになるかも知れません。
中国側の代行業者にもよりますが購入代行としてスタートしているところは、
貿易実務に詳しくない場合もあります。
特に日本側の輸入規制などについては中国の代行業者が確認するのは難しいかもしれません。
疑問に思ったらまずは、税関に相談してみてください。
日本各地に税関があり、相談用の電話番号、メールアドレスも公開されています。
http://www.customs.go.jp/question2.htm
また、ミプロ(一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会)という
「輸入促進機関」として設立された公益法人組織もあります。
ミプロでは様々な輸入に関する資料も無償で公開されているので参考にしてみるのも良いでしょう。
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