質問なのですが、最近の質問のお答えで、販路の拡大、アマゾン以外というご回答が多いようにおもうのですが、アマゾンはや受注管理、発送までやってくれるFBAというシステムがあるので、素人が参戦しやすく、また多くの利益(薄利での多売できる)を得ることができるように思います。
楽天、その他のモール販売は、受注管理、発送等自身でやらなければならず、ここが大きな参入障壁になっていると思います。
ゴールド会員へは、そういったアドバイス、楽天とかの他モールでの販売の仕方(受注管理、発送等)のアドバイスがいただけるのでしょうか?
(ペンネーム:FTさん)
おっしゃるとおり、楽天市場や独自ドメインのネットショップを作ると、
FBA利用時に丸投げしていたことを自分で手配しなければなりませんね。
しかし、よくよく考えればFBAが特殊なのであって、
世の中のネットショップは皆、自社で受注管理や発送の手配をしているのです。
複数展開したほうが売り上げは確実に上がるし、
経営の独立性(Amazonの施策に左右されない)のですから、
ぜひとも、やれる方法を考えましょう。
とはいえ、難しくはありません。
1つずつ分解して対策を考えていきましょう。
まずFBAの強みである倉庫や配送面ですが、
保管場所が足りなければ3PL(サードパーティ・ロジスティクス)と呼ばれる
ネット通販と親和性の高い倉庫会社を使うことで解決できます。
もちろん固定費や保管料、梱包費用はかかるのですが、
配送料がディスカウント(160サイズでも全国一律300円台とか)されますから、メリットがあるんですね。
一定のイニシャルコストはかかりますので、
最初のうちはFBAマルチチャネルサービスを使うのが安全です。
その場合は、次のような流れになります。
1.商品を倉庫に納品した時
→在庫数量をAmazon上からCSVで取得、販売サイト上にアップロード。
2.受注処理(毎日の日常業務)
→注文の決済状況確認後、発送内容をCSVで取得、セラーセントラルへCSVアップロード。
3.カスタマーサポート(毎日の日常業務)
→メール受信、電話の受電→不良品なら交換や返金の対応。※電話対応はあえて無くてもOK。
上記の1や2は、ツールがあります。
クロスモール http://cross-mall.jp/
とか、
ネクストエンジン http://next-engine.net/
などです。
私は去年の今頃までクロスモールを使っていましたが、
15サイトを一括管理していて、注文処理は中国人スタッフにやってもらっていました。
また、私は現役でスーツケースを販売していますが、
今は物流、受注管理、カスタマーサポートも外部に委託していますので日常的には何もやりません。
ゴールド会員の方には、受注管理の具体的なやり方まではサポートできませんが、私がお世話になっている信頼できる外部企業の担当者はご紹介できますし、
コンサルティングプラン(中国輸入佐藤塾の塾生)であれば、個別の事情に応じて仕組みを一緒に作ります。私がマクロを組んだりもします。
Amazon以外の販路で売上を立てる・・・その仕組みづくりはそれなりに頭を使いますが、
その後の経営が楽になりますので、ぜひトライしてみてくださいね。
イーウーパスポート代表、経産省後援ドリームゲートアドバイザー(中国輸入ビジネス)。
2007年に中国仕入れをスタートし、2年目に年商4億円を達成。2012年より中国輸入代行サービス「イーウーパスポート」を運営中。
机上の理論より、まず実行。経験に基づいてアドバイスします。
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