皆さんこんにちは。
イーウーパスポートの高橋です。
今回の記事は、DHLの上海ハブセンターへ参観した内容です。
DHLの上海ハブセンターは、上海浦東空港の敷地の隣にあり、2012年に開業以来北アジアの物流の中心として機能しており、中国からアメリカ、日本、韓国、ヨーロッパへ向かう物流としては、アジア太平洋地区での最大規模を誇ります。FedEx やUPSも空港の隣接地に物流センターが、有りますがDHLが最も大きく、オフィスビルが三階、物流センターが二階で延べ5万平方メートルと、東京ドームの延べ床面積に匹敵する広さになります。
まずハブセンターの概要の動画を見た後に、オフィスを少し見学。
DHLの輸送機がすぐ目の前に駐機しています。
駐機している飛行機の管制指示を出す部屋です。
常時数名で、DHLの飛行機の情報を追跡しており、集荷時には積み込み状況の確認から誘導、連絡等の指揮的役割を果たす場所となっており、午前中は飛行機が各地へ向かってしまっていて、一機だけが泊まっている状態でした。
目の前が駐機場で、頻繁に離着陸が有ります。
いよいよ自動仕分けシステムを使った、メインとなる仕分け場へ入場となります。
然しながら、仕分け場へ入場する場合には、空港並のセキュリティチェックを受けなければなりません。
訪問者には、専用のビブスの着用(写真にあるところの蛍光色の上着)
持ち込み禁止の携帯電話は専用の保管箱に入れ、カバンも同様に保管箱へ入れる
セキュリティーゲートを通る際には、所持品を全部トレーに入れてチェックを受けて中に入ります。
画像でお見せ出来ないのが残念で有りますが、主に区画が
海外向け発送
海外からの荷受け
文書などの郵便物
となっており、各区画の通行口には警備員が、常に見張っていました。
また、各区画の境目には、有刺鉄線が張り巡らせてありました。
質問したところ、DHLには税関職員も駐在しており、様々の業務を敷地内で行っており、
税関からは、国境線級の隔離措置をとるようにとの指導でそのようになったそうです。
中は、意外と人が少なく、時間帯的に午後から受け入れの荷物や文書が入って来て、
ピークは夜中になるとの事でした。
日本向けの貨物に関しては、金華地区では、通常現地時間午後5時までに集荷した荷物は、
午後11時前には上海の配送センターへ到着し、そこから仕分け作業を行い通常では
1時間程度で飛行機のカーゴに積み込む事が出来るそうです。
日本向けの貨物便は、中国時間深夜2時頃に出発し、日本時間の早朝には日本の空港へ到着する事が出来るそうです。
想像したよりも早く荷物が日本に到着できるよう、システムの構築がなされていることに感銘を覚えました。
今回の参観で、案内していただいた金華地区担当の営業の方々です。
また、なかなか見ることのできない施設を参観出来て、いろいろとお世話になりました。
イーウーパスポートでは、DHLをはじめ様々な国際輸送業者と提携しています。
義烏での日系代行会社最大規模の取り扱いを誇り、お客様のリードタイムや予算、
商品に合わせて輸送会社を選択する事が出来ます。
ホームページに有ります通り、提携している輸送会社の料金も公開しています。
(以下のURLをご参照ください)
それぞれ、義烏と広州、香港での価格や提携業者が違いますのでご留意ください。
下の画像でそれぞれの価格表PDFもダウンロードできます。
今後のビジネスの展望を練る際に、ご参考にして頂ければと思います。
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