皆様、こんにちは。

イーウーパスポート大野です。

まだまだコロナの状況で外に出る機会が減ってしまっているかと思いますが、

今週土曜日にはハロウィーンがやってきます！

きっと今年は鬼滅の刃なんかのコスプレをする人がいるんじゃないでしょうか。

大人気グッズの仕入れをしたら売れるだろうな、と思いつつ今月なんかは

ライセンスの許可が下りてないグッズ販売で著作権法違反、商標権法違反のニュースがでております。

くれぐれもどうぞ版権元とのライセンス契約のないグッズ輸入はお気をつけいただけたらと思います。

今回のテーマですがパッケージ作成の大まかな流れをご案内させていただきます。

①パッケージサイズの確認(既定のサイズでテンプレートがあればもらう)

ざっくりですがこのような展開図を作成して、

テキストや画像、イラストを埋めていく流れになります。

規定のパッケージでテンプレートが工場からもらえるようでしたらその方がいいです。

②デザイン作成(制作委託の場合はパッケージの仕様、サイズをデザイナーに伝える)

デザインを委託するにあたっても商品名、商品画像、イラスト、仕様説明、キャッチコピー、JANコードなど

デザインに必要な素材を用意する必要があります。特にテキストはご自身で用意するものとなります。

他社製品の書き方を参考などして、実際仕入れる中国商品の仕様がどうなっているかをご確認頂く必要があります。

また写真につきましても解像度の高い画像が必要となります。

基本的にHPにある画像の解像度は72dpiとなっており、印刷しますと目の荒い画像となってしまいます。

きれいな画像で印刷するための目安としては、A4サイズ以内の大きさで350～400dpiの解像度の画像を

ご用意いただいた方がいいです。

【フリーランスのデザイナーをお探しの方への推奨サイト】

クラウドワークス　https://crowdworks.jp/

ランサーズ　https://www.lancers.jp/

③工場へデータ入稿

デザインができましたら「パス」「文字」のアウトライン化ができているか、

オブジェクト(図面やイラスト)やレイヤーにロックがかかってないか確認して、

保存の際にはバージョンを落として保存をします。バージョンを落とすのは

入稿先の工場のイラストレーターが古い場合、新しいバージョンのデータを開くことができません。

CS6になって大分経ちますが、CS4ぐらいに落として保存することが無難です。

新しいバージョンであれば古い方のバージョンを開くことはできます。

委託している場合、上記内容はデザイナーは知っていることですので

そのまま完全データをもらって問題ないと思います。

④サンプル作成/仕上がりのチェックや色校

これは出来上がったパッケージにちゃんと商品がはいるか、

サイズが間違っていないかのチェックになります。色校は印刷された色のチェックです。

ロゴなどはブランドイメージとしてCMYKの色数がしっかり決まっているかと思いますが、

人によっては省略されてるかもしれません。上の展開図は今回下記1688のセラーのを参考にしました。

https://detail.1688.com/offer/600906140592.html

⑤本生産

問題なければ必要数を本生産となります。

ざっくりとですが流れとしては以上になります。

パッケージも商品によってそれぞれで、

こちらの印刷屋さんのHPなんかをみますと色々種類があって見ていて面白いです。

【参考】パッケージ印刷について　https://www.wave-inc.co.jp/data/pdct-package/

こうしてブログ用の画像として適当にイラストしましたが、

素材集め、キャッチコピーを考えるのは大変だなと思いました。

それでも出来上がったものには感慨深い達成感があるのも事実ですので、

今回のブログが少しでも参考になっていただけたら幸いでございます