今日もご質問を頂きましたのでシェアしますね。


いつもメルマガ楽しみに勉強させて頂いております。
本日のメルマガで、「簡易OEM」というキーワードが出てきましたが、その簡易OEMとはどういうOEMのことを言うのか、簡易OEMについての一連の流れを教えてもらえますでしょうか。
近い将来にOEMに取り組む予定ですが、まだまだ知見がないので、簡易的なOEMという手法があるならば、まずそちらから取り組んでゆきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い致します。
(イニシャル:Oさん)

簡易OEMは、
オリジナル商品の「最初の一歩」です。

既存のノーブランド商品を少量で仕入れて、
パッケージを変えたり、
自分のロゴを入れたり、
タグを付け替えたりして、自分のブランド商品にします。

ノーブランド商品というのがいまいち分かりづらいかもしれませんが、ブランド名が付いていないものです。
アリババ中国 https://yiwupassport.net/l/m/mJS2oVSRQm617S
で商品を見ていると気づくと思いますが、ほとんどの商品がノーブランド品です。

一つ具体例を出しますね。
こちらの牛革スマートキーケース、2,080円で結構売れています。
https://yiwupassport.net/l/m/d4qFg7h63plrYi

アリババ中国で探すと、全く同じものが27元で仕入れられることが分かりました。
https://yiwupassport.net/l/m/owkBftbNKb97Dr

今のレートだと、約432円ですね。
国際送料や関税、輸入消費税を加算してザッと600円くらいが輸入原価になります。

FBA料金シミュレーターで計算すると、
Amazon販売手数料、FBA送料などを引いて1,345円が入金されるので、
利益は745円、利益率35%ですので、中国輸入ビジネスの標準的な利益率です。

セラースプライトなどのツールで見ると売上状況の推計が見られますが、、、
https://yiwupassport.net/l/m/GXwbBwCAq1n9JS

月1,000個販売だとしても、純利益が月間74万5,000円です。

とはいえ、この商品をアリババから仕入れてそのまま転売しては、
売れ筋になったときに「相乗り」されて売上を奪われてしまいます。

そうならないように、
アリババの仕入先に「ロゴは何個から入れることが出来るか」と聞いて、ロゴを入れるのが通例です。
これがOEMです。

ただ、これが300個とか、500個という量になることがあります。
特に単価が低いものはロットが大きくなります。

売れている商品と同じであれば市場があることは確かなので売れる可能性はありますが、
それでも既存のセラーからシェアを奪う必要があり、勝てるという確証はありません。

なので、まずは30個とか、50個で試してみたいですね。
そのときに有効なのが、簡易OEMという手法です。

牛革キーケースなら、
箱を作って入れるのが高級感も出るし、いいかと思います。

これが帽子なら洗濯表示タグ(ブランド名も入れる)を付け替えるのが有効でしょうし、サングラスだったらメガネ拭きをセットにして、セット商品として登録するのが有効です。

要するに、簡易OEMとは、
Amazonで他のセラーに相乗りされなければ目的達成です。

そして出してみて「これは、売れ筋になりそうだ・・・!」という実感を得たら、上記アリババの店に300個、500個で注文してロゴを入れたり、
さらに仕様を変更したODM(デザイン変更)を考えたりします。

この簡易OEMというのは、
Amazonに「同一商品は、同一ページで売る」というルールがあるため、相乗りされないために行う対策です。

楽天や、Yahooショッピング、メルカリ等で販売していくのであれば、
考えなくてもOKです。

アリババで仕入れて(輸入原価にして約600円)、
ロゴも入れずに、箱にも入れずに、2,000円や1,500円で販売してもいいのです。

ただ、Amazonは売れ筋になれば、
自動販売機のように勝手に売れていくようになるので、取り組むことをお勧めしています。

※ちなみに、この例に出した出品者はロゴも箱も入れていないようなので、相乗りされても文句言えませんね。^^;

今日は、もうひとつシェアしますね。
不安な点等は、ご入会後チャットワークでも質問できます。

Amazonで出品業者を見ていくと、中国の業者と思われるものがかなりあります。
中国から直接参入しているのなら、代行業者を活用する日本人は圧倒的に不利と思いますが、いかがでしょうか。
(イニシャル:K.Aさん)

あまりそう思いません。
大きく3つの理由があります。

1つ目は、
中国人だからといって、皆が工場を知っていて、安く仕入れたり、安く発送できるわけではありません。

逆の立場で考えてみると分かるのですが、
たとえば中国では日本のお酒や化粧品が人気で、タオバオでも大量に出品されています。

しかし値段を見ると、だいたい日本での小売値の1.5−2倍程度で、
送料や関税を考えると、それほど儲かりそうにありません。

そこにもノウハウがあって、
送料を安くするルートとか、上流の仕入先を探すツテが大事なのです。
日本人なら誰でも安く送る方法を知っているかと言えばそうではないし、
お酒を仕入れるルートがあるかと言うと、そうでもありません。

日本人もたくさん出品していますが、売れているのは殆ど中国人セラーです。
中国人も日本に来たり、商社に依頼したり、在日中国人ネットワークを使ったりして、一生懸命仕入れルートを開拓して、うまく売っているのです。

2つ目は、
日本の市場で売るのは、日本人のほうが有利です。

Amazonだけでなく、ネット通販は写真や商品説明文で判断しますが、
そこで普通使わない表現がドーンと書かれているとドン引きです。

日本人なら、そんなミスは犯しませんが、
中国人にとって日本語は外国語なのです。

これは商品開発にも言えて、
例えば財布であれば、日本の紙幣は中国やアメリカと比べて大きめなので、
中国用に作ってあるものをそのまま持ってくると、はみ出します。

また、中国は小銭をちゃんと入れる習慣がないので、
小銭入れがショボかったりします。

日本の流行や年中行事も、
日本人なら誰でも分かりますから有利です。

3つ目ですが、
イーウーパスポートは、代行手数料はありません。
会費は月額29,800円で、家賃や人件費、税金などの運営コストをシェアいただくイメージです。

現地に社員を置く感じなので、
商品リサーチや交渉、買い付けなどが制限なく頼めます。

国際送料も安く、両替レートも安いです。
配送料金等PDF: https://yiwupassport.com/price/

検品も時給25元で、
これは交通費や場所や保険代を考えると、現地の中国人が自分で募集しても同じくらいかかります。

おそらく中国人が自分でやったとしても、
ここまでの安い送料はできません。

ちなみに中国人セラーの場合、
売上金を日本円から中国元にしなければなりません。
WorldFirstやペイオニア、あるいは地下銀行(これは安いけど危ない)で送るのですが、その両替コストは、売上金の総金額に対してかかるので、
仕入れ金額に対してだけかかる日本人セラーのほうが有利です。

なので、イーウーパスポートを使う限り、
現地の中国人と同じ条件、または更に有利な条件で仕入れができると言えます。
そのうえ中国人の担当者だけではなく、日本人駐在員や販売アドバイザーがサポートしますのでぜひご活用ください。

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