世界最大の卸売市場「義烏」の近況とライトレール(軽便鉄道)について                

               

By山口 雄太

2020年 4月 27日 ,                                

皆様、いつもお世話になっております。
イーウーパスポートの山口です。

未だに終息の兆しが見えないCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の影響が物流に大きな影響を与えており、
会員の皆様にはご不便をお掛けしております。

特に影響の出ている物流については毎日全体の状況を確認し、会員の方には最新状況をお伝えしておりますので、
お気軽に担当者までお問い合わせください。

同じく義烏に位置する福田市場も変わらず営業はしておりますが、健康コードの提示、体温測定等が義務付けられ、
1店舗1人の制限が設けられたことで、いつもは中を走り回っていた子供の姿が見えなくなりました。


入口なども一部のみに制限されているので、いちいち手続きを踏むことを嫌う一部(物流)業者などは鉄柵越しに少量の貨物などを渡している光景も見られました。

仕入れに関しては営業再開している店舗は多いので、現地に赴かなくても義烏購経由などで連絡先を調べて問い合わせ、仕入れが可能です。

更にこんな中でも明るいニュースはあり、

先の話になりますが、義烏では大規模開発が始まっております。
まず、福田市場5区近くでは家の地上げが始まっており、まだ公式発表は見当たりませんが、
当事者の話では福田市場6区とのフレーズが飛び出したとのことです。

国際生産資料市場も地下には福田市場5区1階の輸入フロアと同様に輸入事業者スペースが設置され、
出展者は家賃無料、改装代のみで店を構えられるなど破格の条件だったそうです。
実は福田市場5区も以前は同じ条件で家賃無料として出店者を誘致していたそうです。
企業誘致活動でもここまで思い切った方針、予算組みは今の日本ではまず見られないのではないかと思います。

更に国際生産資料市場裏手には国内の大手物流業者(菜鸟等)と輸入市場を誘致し、敷地内に総合保税区を備えた総合物流拠点とする計画があり、
2021年の上海輸入博覧会期間に営業開始を見据えて建設中の様です。


輸入市場予定地


物流センター予定地

ボトルネックだった交通の便についても変化があります。

義烏市内

金華/義烏/東陽市

実は義烏は未だに市内の交通手段として電車がありません。全てタクシーやバスでの移動が必須でしたが、こちらのライトレールは2021年の12月に開業予定とのことで、近い将来義烏にアテンドにいらした際に市内の移動が便利になるばかりか、中国新幹線の義烏駅ともつながりますので、今後は上海、杭州便からの新幹線利用での移動が更に気軽に利用できるようになります。

実は国際空港も既存の空港と別に建設なんて噂も耳にしますが、
そもそも長年義烏は申請していたのを杭州の反対で批准されなかったようで、これは真偽のほどが定かではありません。

国内物流についても
2019年には中国 市別で全国2位でしたが、


2020年第一四半期では1位に踊り出ています。
 

義烏は市ではありますが、あくまで金華市の一部で県級扱いですのでこういった統計では金華(義烏)市と表記されることが多いです。

上記は国内物流総数ですが、中国各地から義烏にモノが集まる物量指標になりえます。

貿易拠点の窓口として中国でもひときわ重視されている義烏なので、中国政府の特別な後押しを期待しつつ、
一日も早い正常化を願ってやみません。

イーウーパスポート社員一同全力で取り組んでまいりますので今後共変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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