日本人でも、中国でアリペイ・WeChatペイを開設するには?                

               

By佐藤 大介

2019年 1月 29日 , ,                                

いつもブログの更新を楽しみにしております。

最近、会社の変革で、私が中国出張が増える可能性が高くなりまして、
お金について、ひとつ質問をさせていただきます。

中国では最近、アリペイやwechatペイがだれでも利用していて、現金を持つリスクと利便性を考えると、日本人の自分もでも作りたいですが、 佐藤様は日本人でも申請可能の方法はご存じですか。

※外国人として、
1・電話番号(SIMカード)の申請
2・中国の銀行の口座開通
ができれば、できそうですが、どうでしょうか。

中国に一度でも行った方は分かると思いますが、キャッシュレス決済は日本の比ではありませんね。水1本買うのにも、アリペイ、WeChatペイのQRコード決済です。1軒の例外もなくアリペイが使えますから、私も普段は財布を持ち歩きません。中国人でも、たまに現金主義の人がいるのですが、お釣りがないこともしばしばです。

さて本題ですが、外国人でもアリペイ、WeChatペイのアカウント自体は問題なく使えます。
※ただし使用できるのは中国国内のみです。

その流れもお調べいただいたとおりで、まず中国大陸で開設した本人名義の銀行口座の開通が必要です。
アリペイもWeChatペイも、他のアカウントからチャージ(友人や送金代行業者から送金を受けること)が可能なのですが、最初に一度だけ、銀行口座を登録しないとその機能が使えない仕様になっています。

電話番号はその銀行口座開設の際に必要で、
その後アリペイ、WeChatペイと銀行口座を紐付ける際にも必要となります。

銀行口座開設に関しては年々厳しくなっており、
原則として多くの銀行の内規では、3ヶ月以上有効なビザを持つ必要があるようです。
法律で具体的に決まっているわけではないのですが、日本人はビザなしでも入国して商業活動ができるためノービザ渡航が多く、そのことを多くの銀行員は知らないため、何らかの名目でビザ取得をしてからの渡航が無難です。比較的簡単に取得できる、Fビザか、現地取引先から招聘状をもらえるのであればMビザ、共に90日有効であればすぐに取れます。

義烏でも広州でも、2018年後半にノービザで銀行口座を開設した実績はありますので、
他の地域でも大丈夫かもしれませんが、万全を期すためにビザ取得をお勧めします。

まとめますね。

1.何らかのビザ(90日以上の滞在許可)を取る。
2.SIMフリーの携帯電話本体を持っていき、通話機能付きプリペイドSIMを買う(空港で買えます)
3.銀行窓口に行って口座開設
4.アリペイに口座番号と電話番号を登録して、SMSで認証
5.完了!

中国は土曜日も銀行窓口が空いています。
どこでも構いませんが、メガバンクが良いでしょう。
中国銀行、中国工商銀行、中国農業銀行、交通銀行、中国建設銀行です。

ちなみに私は建設銀行がメインバンクです。

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