広州へお越しになる際に、香港経由で入国する場合には、陸路での移動となります。

バスだと4時間(途中のイミグレーションでの手続き時間込み)、
直通車(電車)だと乗車時間は2時間、出入国手続きで+30分程度です。

香港空港から、香港市街地を経由せずに直接移動する場合にはバスサービス・スカイリモ(HKD250ドル)が便利ですが、香港市内から移動する場合は、直通車が便利です。

今回は直通車をご紹介します。

香港側はMTR「ホンハム駅」
広州側は地下鉄「広州東駅」で、それぞれ市内交通と接続しています。

午前7時から午後8時まで、1時間1本程度・1日13往復。
時刻表はこちらです。

運賃は、普通車が片道HKD210、特等車がHKD250ドルです。
上記写真は特等車。1日3編成のみですが、ゆったりできます。

チケット購入方法ですが、
最初に香港から乗る場合は、上記サイトで購入(クレジットカード決済)のうえ、発車30分前までに当日ホンハム駅に行き、窓口にクレジットカードを出せば受け取れます。(広州からの復路分も受け取れます)無記名式なので、何人分でもまとめて購入可能です。

問題は最初に中国(広州東駅)から乗る場合で、中国元に換算の上、ネットで買うことは出来ますが、郵送での受取のみとなります。(予約して、当日駅で受け取ることが出来ません)

列車自体が中国国鉄の運営ではないため、中国の他の地域での購入もできません。

イーウーパスポート会員様は、当社にて購入の上、YP広州オフィスで受け取るか、事前のEMS等での郵送も可能です。

香港は中国の一部ですが、施政的には別の国扱いです。
飛行機と同じで「出国して乗車→到着後に入国」の流れとなります。

上記は中国側の出国手続き。

中国側から出国する場合ですが、
広州東駅は多くの路線の発着点となっており、非常に混雑しています。

荷物検査など手続きに時間がかかる場合があるので、発車の1時間前には駅に到着するようにしましょう。

荷物検査の後、「直通車」の看板に沿って歩けばイミグレーションがあります。

車両は1日13往復のうち、10往復分が中国の国鉄車両、3往復分が香港MTR車両です。
上記写真は昔懐かしいデザインの中国国鉄車両。

この広州と香港を結ぶ直通車は、戦前に開業されたものです。
歴史に思いを馳せながら、
たまには、こんな列車での旅もいいですね。

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