中国オフィスとの情報共有方法には VPNやサイボウズ                

               

By佐藤 大介

2014年 12月 28日 , , ,                                

いつも教科書、メルマガともに拝読させていただいております。
中国でパートナーを持ちご活躍されている佐藤さまであれば、私だけでなく他の仲間が必ず直面するであろう問題を解決できるのではないかと思いご連絡をさせていただきました。

現在、私は中国現地にパートナーを2人在留させておりますが、
グレートファイアーウォールにより日本-中国間のファイル共有で非常に効率の悪い運営方法をしております。

現在は中国でも使える数少ない共有ツールDropboxを使っておりますが、
共同作業ができないので在庫管理などにも逐一連絡を取り合わなくては正確な情報が伝達できないということがあります。

そこで佐藤さまは中国-日本間のファイル共有だけでなく、
社内でのこう居る的なファイル共有方法としてどのような工夫をされていますでしょうか?

直接中国輸入のノウハウなどとは関係ないことですが、
佐藤さまの推奨する現地にパートナーを雇うという選択肢をとった時に、
役に立つ情報の1つかと思いますのでよろしければご回答をよろしくお願い致します。

(ペンネーム:おかさん)

「上に政策あれば、下に対策あり」は、
中国のことわざとして有名ですね。

先日、Dropboxも規制対象となりましたが、
中国でDropbox、Googleドライブ、Facebook等を使うには、VPNを使って対策します。

例:インターリンクのセカイVPN
  月額1,000円(税込1,080円)、3回線(パソコン3台)まで同時接続OK。

 

これを使えば、Googleドライブでのファイル共同作業が可能です。

実は欧米企業が提供するサービスであればもっと安く使えますが、
興味のある方はお調べくださいね。

逆に、中国で提供されているサービスを使うというのもありですね。
百度にも、Googleドライブと同様のサービスがあります。

百度雲
http://yun.baidu.com/
また、大容量ファイルの送信時にも難儀するのが日中間ですが、
ここは中国側でのアップロード速度・ダウンロード速度ともに速いですのでお試し下さいね。

UP300.NET
http://up300.net/
最後になりますが、
情報共有や、タスク管理には、
結局のところグループウェアが圧倒的に使いやすいです。

サイボウズなどですね。

私は、日本でも中国でも、
サイボウズOffice(クラウド版)で情報共有をしています。

特に、買付けのタスク管理がとても楽でしたね。

ステータス変更が容易で、履歴も見られます。
スマホアプリもあるので、どこでもチェックできて便利ですよ。
しかもサイボウズは中国に現地法人を持ってサービスを展開していることもあり、
GFW(金盾・中国のネット検閲システム)でも規制されていません。

https://www.cybozu.com/jp/

無料版もありますので、使ってみてくださいね。

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