中国輸入販売成功の秘訣 第3講座

こんにちは、中国輸入ビジネスアドバイザーの佐藤大介です。
今日も頑張って学びましょう!

昨日は、日本で売れている中国商品の調べ方を学びました。アマゾンやヤフオク!で、簡単に見つかることが分かりましたね。

今日のテーマは「中国の仕入れサイトで探す[マル秘]テクニック」です。
アマゾンやヤフオク!で売れている商品を、中国の仕入れサイトで効率よく探せる方法をお伝えします。

本題に入る前に改めて中国輸入ビジネスの仕組みをおさらいしましょう。

(1) アマゾンで出品されている商品の中から中国製の商品を探す
(2) その商品が売れているかどうかを見極める
(3) 中国での値段を調 べる(安いところを探す)
(4) 代行業者に依頼して仕入れる
(5) 日本で販売する 

今日は学ぶのは、この(3)です。
ここで使う中国の仕入れサイトは阿里巴巴(アリババ)です。

アリババは2種類あり、英語版(Alibaba.com)が有名ですが、あちらは中国国外に対して売っているBtoBサイトで、ロットも大きいです。

一方で1688.comは中国国内の販売店が仕入れるところで、ロットも低く、安く買えます。

やりとりは中国語オンリーになりますが、翻訳ソフトを使えば意味はわかるし、実際に仕入れ交渉をする際には代行会社に頼むので問題ありません。

では、昨日の例にあった足つぼ健康サンダルを探してみましょう。

中国では、画像検索でさくさく見つかる!

アマゾンで売れ筋だった商品、これですね。相乗り出品者も多い商品です。

相乗り出品者とは、同じページで売っているセラーのことです。

アマゾンでは、同じ商品は商品ページ1つと決められています。つまり明らかに中国で普通に買える商品で、OEM(商品にブランド記載)がされていなければ同じページで売ることが出来ます。

こんな感じで、たくさんのセラーが売っています。
商品ページにブランド名があったり、名刺を付けていても、商品自体にその表示がなければ相乗りOKです。実はこれが、初心者でもアマゾン販売で稼げる秘密です。

もちろん、これには問題点もあるのですが、それはまた改めてお話しますね。ここでは、最安値が1,380円で売られているこの商品を仕入れサイトで調べてみましょう。

まず、こんな感じで画像をキャプチャ(保存)してください。

中国の仕入れサイトでは、商品画像で検索ができます。実はアマゾンやヤフオク!で売っているセラーは、自分で商品撮影をせずに中国の仕入れサイトの画像をそのまま使っている事が多いのです。

画像キャプチャの方法は、
Macなら[command]+[Shift]+[4]の同時押し。
Windowsなら[Win]+[Shift]+[S]キーの同時押しです。「切り取り&スケッチ」機能が立ち上がります。

こんな感じで、画像が保存できました。
では、いよいよアリババ(1688.com)で探してみましょう。

検索バーの[捜索]の左横にあるカメラマークをクリックしてください。

一発でこんなに出てきました。
しかし似たようなものですが、全く同じ商品という保証はありません。

ひとつひとつ見ていきたいところですが、すべて見ると時間がかかりすぎるので、目安にするのが「取引件数」です。画面の左上のほうに並び替え順序として「成交額」というボタンがあるので、クリックしますと売れている順に並び替えられます。

ここは1,609回の取引件数があります。おそらくですが、価格と品質のバランスの取れた商品と判断できます。

中国では、同じような商品画像でも品質が全く違うことがあります。売れている商品があれば、「うちも似たようなものを作って、安く売ろう」という業者が出てくるのが中国です。そういう業者は、安く売るために質を落としたりします。しかしリピートされないので、この件数がひとつの目安になるのです。

この商品は、「2−99足で単価20元」ということです。まず10足買って試し売りしたいので、ここでは単価20元としましょう。

やってみて、売れるようなら1回の仕入れ量を100足にすれば、単価19元に下がります。

儲か るかどうか、リサーチシートで計算!

ではこの商品が利益が出るかどうか、計算していきます。
昨日ご紹介した「リサーチシート」を使います。

こんなシートでしたね。
このシートで入力項目になっている「重量(kg)」ですが、当然手元にないので分かりませんよね。でも大丈夫。アマゾンのサイトで調べることが出来ます。

FBA料金シミュレーターです。

これはアマゾン公式の計算ツールで、無料で使えます。

ここにASINコードを入れます。商品ページの下の方に表示があります。
この商品は「B00M8XWI6G」ですね。

すると「0.7キログラム」という表示が出ました。

これはアマゾンFBA倉庫に入った時に、実際の商品の重さを量ったものですので、中国で買っても、ほぼこの重量とみて差し支えありません。梱包時のダンボール重量、梱包材重量を考慮して、10%増しで考えましょう。「0.77キログラム」となります。

次に仕入れ情報を入力します。
単価は20元ですね。

後で便利なように、問屋情報(アリババのURL)も入れておきます。

さらに、アマゾンでは販売する際に
・出品(販売)手数料
・FBA手数料(保管料、送料)
が発生しますから、それも同じページで試算できます。

「商品代金」x「FBA発送の場合」の枠に、今回の販売価格である1,370円と入れて、[計算]ボタンを押します。

すると出品手数料が206円、FBA手数料が421円と表示されました。合計で627円です。

この627円を、「Amazon手数料」の項目に入れます。

すると、輸入原価、利益額、利益率が自動計算されます。これは1個あたり利益が217円、利益率が15.82%です。

このリサーチシートは、実際にはこのように1行にまとめられています。

いくつもの商品をリサーチしていって、その中から利益の出そうなものだけ、まずは10個から仕入れて売ってみればよいのです。

成功する可能性が限りなく大きいことが分かりますよね ^^

「輸入原価」を出すために、

為替 レートと送料単価の考え方

ところで、この右横にある「為替レート」が「¥19円」、送料単価が「10元」とありますが、これは社内レートと呼ばれるもので、自分で任意の金額を入れる係数になります。

私は、為替レートは、実際のレートの【1.2倍の数字】を入れるように推奨しています。というのは、輸入ビジネスにおいては、日本に輸入する段階で消費税と関税が課税されるからです。

中国からの場合、関税はかからない品目も多いですが、概ね10%でみています。消費税率は現在10%ですので、この2つを合わせて約20%です。よって、実際の為替レートを1.2倍にしておけば、これらの納税分も含めて計算できるということです。

送料については、た とえば私が経営している代行会社のイーウーパスポートを使えば、快速船便サービスで1kgあたり8.5元〜10元くらいでFBA倉庫まで送れますから、ここに「10」と入れておけば算出できます。

理想的な利益額、利益率は●●%!

もちろん利益は多ければ多いほうが良いです。
しかし人気商品は多くの人が目をつけます。すると売るために値段を下げていくので、利益率は低くなりがちです。

イーウーパスポートは送料や為替レートが安いので、他の人より安くしても利益が出ますから有利ですが、普通の代行会社を使うと利益が全然出ないこともありますから注意してくださいね。

私は相乗り出品では15%、
オリジナル商品(自分で新規出品する方法)なら30%を目安にしています。

今回の商品は利益額が217円、利益率が15.82%ですから、
10個買うとこうなります。

売上:13,700円
輸入原価(仕入れ 金額+送料+輸入関税+消費税):5,260円
アマゾン手数料(出品販売手数料、FBA手数料※国内送料):6,270円

利益:2,170円

 

アマゾン手数料は売れてから、売上の中から支払うものですから、
最初の持ち出しは5,260円です。

これが全部売れると、2,170円の利益が乗っかって7,430円に増えるということです。

 
こうしてみると、たったの2,170円・・・と思うかもしれませんが、
これは、まず最初の一歩です。
 
探すと、同じ仕入れ価格で、
利益が500円や1,000円出るものも見つかります。
 
1,000円の利益が出れば、10個で利益1万円。
それを100種類やれば、利益100万円です。

100種類と言っても、実はすぐ見つかります。というのは、昨日学んだ芋づる式リサーチ(出品者の他の出品商品を見る)で、こうした「相乗り出品者」が他に売っている商品を見ることが出来るからです。

この一番上にある「アニマルマスク サラブレッド」なら、仕入れは10元です。
重さも0.5kgくらいなので、1個売って1,000円以上利益が出ます。利益率は43%でかなり儲かりますね!

しかし、いきなり100種類、50万円分の仕入れは大変です。
最初は10種類くらいにしましょう。

10種類x10個ずつ、合計100個の仕入れで輸入原価が約50,000円であれば、これが完売すると約90,000円に増えます。

複利の力で資金を転がす!

そしてこの90,000円で仕入れれば、162,000円になります。
162,000円で仕入れれば、291,600円になります。

これを繰り返すと、
291,600円→524,880円
524,880円→944,784円
944,784円→1,700,611円、
1,700,611円→3,061,100円・・・と、どんどん増えるのです。

・・・とサラッと言いましたが、
すごくないですか?

会社であれば、この中から家賃や社員の給料を支払っていく必要がありますが、副業で始める間はすべて次の商品に投資できます。

こうやって最初の仕入れ資金50,000円は、
1年もしないうちに300万円、そして1,000万円へと増やすことができるのです。

ヤフオク!メルカリ でも売れる!

ちなみに昨日ヤフオク!で売れているのを見たワークライトですが、同じものは7.8元(約148円 ※1元=19円)で買えます。
国際送料は10元だとして17.8元、計算式によれば338円です。

ヤフオクの相場は平均1,350円+送料800円で合計2,150円でしたので、
売上:2,150円
▲輸入原価:338円
▲手数料送料:922円(概算)
→利益:890円 (利益率41%)

やれば売れる、儲かるということが、この事例でも分かりますね。^^

◆今日のまとめ◆
・仕入れの主戦場は「中国版アリババ(1688.com)」
・画像検索で商品を探す
・見付けたら、利益が出るかどうかをリサーチシートに入れる
・アマゾン手数料、国際送料は「FBA料金シミュレーター」を使えば一目瞭然
・相乗りなら15%、オリジナル商品は30%以上の利益率が仕入れの目安。
 但し利益額500円以下はやらない。

◆スペシャルプレゼント◆ 「中国輸入ビジネスの教科書【入門編】」 中身をちょっとご紹介

昨日お話しした203ページの本プレゼント企画について、
「有料でもいいので、今すぐ買いたいです!」
「送料はかかりますか?」
といったお問い合わせを頂いています。

まず、安心して下さい。この教科書は送料はかかりません。
すぐに、どこにいてもお読みいただけるように、PDF形式の電子書籍になっています。

スマホでも、パソコンでも、好きな時にお読みいただけます。
なので送料もかかりませんから、ご安心くださいね。

第7講座までお読みいただけたらお渡しします。今日で第3講座まで学んで頂きましたので、あと4日後です。

中身は、こんな感じでメール講座の内容をさらに深堀りしています。

私は2007年から中国輸入ビジネスを始めました。
そして1年目に年収1,000万円を超え、2年目に2,040万円になりました。
年商(売上高)ではなく、個人年収です。

その過程では損失を出したことも一度や二度ではありませんが、
そこから多くの学びを得て、今に至ります。

蓄積したノウハウを凝縮したのが、このメール講座であり、
「中国輸入ビジネスの教科書」です。

あなたに、そのノウハウをすべてお伝えしたいと思います。

それでは明日また、同じ時間にメールしますね。