中国輸入販売成功の秘訣 第2講座

こんにちは、中国輸入ビジネスアドバイザーの佐藤大介です。

昨日の第1講座では、中国輸入ビジネスがどんなビジネスかをお伝えしました。
中国で仕入れて、日本で売る。それだけで儲かるビジネスということが分かったと思います。

今日のテーマは「売れ筋商品のリサーチ法」です。
中国輸入ビジネスは、次の流れで進めていきます。

(1) 販売サイト(アマゾン、ヤフオク、メルカリなど)で出品されている商品の中から中国製の商品を探す
 ↓

(2) その商品が売れているかどうかを見極める

 ↓

(3) 中国での値段を調べる(安いところを探す)

 ↓

(4) 代行業者に依頼して仕入れる

 ↓

(5) 販売して、儲ける ^^
 
この(1)〜(3)を、通称「リサーチ」と呼びます。
利ざやの稼げる商品を探す作業です。
 
失敗する人は、このステップを無視して自己流でやってしまいます。「これ可愛い!」とか「これは良い商品だから売れるはずだ」といった自分の主観で商品を決めてしまい、結局売れずに在庫が残ってしまうパターンに陥ります。
 
自分のこだわりを売るのも夢がありますが、
それは成功してから。
 
最初は「売れるものを売る」ことが大事です。
では本題に行きましょう。
 
まず、アマゾンを開きます。
アプリでもいいですが、パソコンで開いたほうが効率が良いです。
 
アマゾンにはいろいろなジャンルの商品がありますが、狙うのは自分が得意なジャンル、興味のあるジャンルにしましょう。
 
例えば、アパレル関係(衣服系)にそれほど詳しくないのに、アパレル関係の商品を扱うのはおススメできません。失敗する確率が高くなります。というのも、「商品がいいものなのかどうか」「人気があるものなのかどうか」といった判断ができないためです。

アマゾンには実に多様なジャンルがありますが、中国輸入ビジネスの第一歩としては、「ホーム&キッチン」「ヘルス&ビューティー」「おもちゃ」「ホビー」「スポーツ&アウトドア」がお勧めです。

ここでは「相乗りできる商品」を例にしてみましょう。
「スポーツ&アウトドア」を見ると、「アウトドア」「登山・クライミング」「自転車」「釣り」「ゴルフ」……、といったように、カテゴリから検索する方法もありますが直接「ノーブランド」と入力して探すこともできます。

では、「ノーブランド」を実際に探してみましょう。画面の上の方の検索スペースにノーブランドと入力して検索してみましょう。

ここでの商品を選ぶポイントは、「出品者が複数いる商品」

商品価格の近くに「こちらからもご購入いただけます  」と表示がある商品をを選びましょう。また、有名なメーカー品や、ブランド名が入っている商品はのぞきます。

ここでは調べるための商品の例として、1ページ目に表示され た  「ノーブランド 英国風 一眼レフ カメラバッグ/ショルダーバッグ ケース (防水加工) レトロ 本革調 仕立て (レッドブラウン)」を選んでみます。

いい感じのカバンですね。
ではここでステップ(2)の売れているかどうかを確認しましょう。

商品の紹介ページの下の方をみると、「ASIN(エイシン)」という番号が表示されています。

この「ASIN」というコードは、出品者がアマゾンに商品を登録したときに割り当てられた商品番号で、Amazon Standard Item Number の略です。

この商品のASINは「B00ITFPKUI」でした。これを、過去の販売実績を見ることの出来る「セラースプライト」という分析ツールで調べてみます。

※セラースプライトは無料で使える、アマゾンのリサーチツールです。

こんな感じでグラフが表示されます。
この商品は、直近で売上が伸びており、結構売れていて良い感じです。利幅が取れれば、やってもいいでしょう。

いい商品を見つけたら、Excelなどに入れておきます。すべてが仕入れられるわけではありませんが、まずメモします。

このExcelシートは、私が使っている「仕入れ検討用リサーチシート」です。
このExcelファイルは後ほど差し上げます。

使い方は明日の第3講座で学びますが、今日は「候補の商品情報をメモして入れていく」ということだけ覚えてくださいね。

売れ筋が芋づる式にどんどん見つかるリサーチ術

中国商品を売っているセラーは、他の中国商品も扱っている可能性も高いです。

というわけで「これは中国商品では?」という商品があれば、その出品者の出品一覧を見ることで効率的に中国商品を見つけることができます。

 
例えば、「 バイク用 ツールバッグ  」を見てみましょう。ノンブランド品であることや、「1099円」という価格から「中国製品ではないか?」というアタリをつけることができます。

出品者の名前をクリックすると、その人が出品している一覧が出ますので、この出品者の他の商品も見てみます。

その中で、「★の数(商品の評価)」と「レビュー」の多い商品に注目します。星の数が多いほど「評判のいい商品である」という判断ができます。

売れている商品ほどレビュー件数が多くなりますが、レビューの件数が多くても、星の数が少ない物はあまりよい商品だとはいえません。

トラブルの元になる可能性がありますから、扱うのは控えた方がいいでしょう。

商品を選ぶ鉄則は、「小さい」「軽い」「壊れにくい」商品です。

小さくて軽いものを選ぶのは、送料が安いからです。また、輸送中に壊れたら売り物にならなくなりますから、ガラス製品は最初のうちは控えましょう。

ここで、同じ出品者が扱っていた「レンズ型マグカップ」を見てみます。

いかにも中国商品らしいアイデア商品ですが48件のレビューに対して、★の数が3.4個です。不良品が多いのかもしれません。もう少し★の数の多い商品を探してみます。

「足ツボマッサージ・健康サンダル」は、レビューが272件で、★が3.7です。なかなかよさそうですから、詳しく見てみましょう。

「新品の出品」をクリックすると、この商品を出品している他の出品者がわかります。そこで他の出品者名をクリックして一覧を見て・・・とすることで、どんどん中国商品が見つかりますね。

このようなものを見付けたら、先程のセラースプライトに入れてランキング推移、値段推移を確認します。

売れていていい感じです。この調子で他にも売れそうな商品をどんどん探しましょう。

このリサーチ作業はパソコンとにらめっこなので疲れますが、将来の金脈を見付けるためです。ここは頑張ってください。

このときに、「販売価格1500円以下の商品」は除外するようにします。
商品のジャンルやカテゴリーによって異なりますが、アマゾンで販売するときには大体15%の販売手数料がかかり、FBA(送料、梱包手数料、保管料)や仕入原価を考えるといくら売れ筋の商品でも利益を見込むことができません。

売れ筋は、ヤフオクでも探せる!

ここまで、アマゾンで売れているものを探してきましたが、それはアマゾンで売る場合です。中国商品は、ヤフオクとの相性も良いです。ヤフオクはオークションですが、開催期間が最大7日間までなので「すぐ売れる」ことが特徴です。

ヤフオクの場合は、「aucfan(オークファン)」で調べます。

「aucfan」は登録しなくても使えますが、登録するとより詳しい情報を得ることができます。まずは無料でOKです。
aucfan(オークファン)

検索のキーワードとして私がよく使うのは、「1円」や「新品」です。これは1円からスタートさせて注目させ、入札を集めるということを狙っていたり、ヤフオクは中古商品が多い中で、中国輸入商品=新品ですから、アピールするというわけです。そこでヒットした商品の中から、「中国製品」だと思われるものを探すのです。

ヤフオクは、商品のページをそのつど作成することになりますから、アマゾンのよう に売れた個数を調べることはできません。ですが、プロは同じ商品を何度も出品することになります。そこで再出品するときに、一度使用した商品タイトルを繰り返して使っていることが多いのです。ヤフオクで売れ筋商品を調べるには、この特徴を利用します。

「落札相場」とは、オークション全体で落札された商品の平均価格のことで、オークファンでは、標準で過去30日分のデータが表示されますから、「その商品(類似品含めて)が30日間で何個売れたか?」ということがわかります。

ここでは例として、キーワードに「ワークライト」と入れて検索した後、中国商品と思われた出品があったのでそのタイトルの一部 を切り取り、「12V 24V 35W 2500 ルーメン LED7発 広角 ワークライト」をキーワードに入れて再検索してみました。

「落札価格」だけではなく、「入札数」や「終了日(売れた日)」まで表示されます。

同じ商品を何カ所かのジャンルに分けて出品していることも分かりました。

これにより、この「ワークライト」は、おおよそ950 円~1550 円の価格帯で落札されていることがわかりました。平均すると1,300円くらいのようですから、トータルで利益が出れば良いので、まずはExcelにキープしておきましょう。

さらにこの商品をクリックすると、オークションの実際のページが表示され、送料なども分かります。売値を調べるときは、落札相場+送料の合計額で考えましょう。

この商品は送料800円でしたが、適正な価格を提示する分には問題ありません。

発送については、ヤフオクであっても 、 アマゾンの「FBAマルチチャンネル」というサービスを使うことでアマゾンFBA倉庫から発送できます。

梱包作業料、段ボール代込みでも全国一律600円台で送れます。アマゾンでの 販売分と在庫も共通ですから効率がいいですね。

ヤフオクでも、出品者IDをクリックするとその人が扱っている他の商品を見ることが出来ます。
こうして中国から商品を仕入れているセラーを何人かストックしておくと、どんどんリサーチが楽になります。

最初は売れている人のマネをする。
これが成功している人に共通の特徴です。

売れ筋リサーチはアマゾン、ヤフオクだけでOK

中国輸入ビジネスでは、売り場として「メルカリ」や「ヤフーショッピング」などを使うことも多いです。

ただし売れているものは大体同じですので、売れ筋を見付ける段階ではセラースプライトやオークファンといった無料の分析ツールが使えるアマゾン、ヤフオクで十分でしょう。

ちなみに、セラースプライトには上位有料プランや、ヤフオクのパワーセラーが何を売っているかが見られるオークファンの上位プラン「  オークファンPRO」といった有料ツールもあります。いずれも月額1万円ほどかかります。

よく「有料プランにしたほうが良いですか?」と聞かれるのですが、慣れてきて、売上が50万円くらいになってからでよいと思います。有料プランのほうが効率的ですが、最初は無料ツールを活用して感覚を掴むことをおすすめします。

◆今日のまとめ◆
・中国輸入ビジネスでは、まず「日本で売れているもの」を探す
・アマゾンランキングから中国商品を探し、
 セラースプライトで過去の売上状況をみる
・ヤフオクで売れているものは、オークファンで探す
・値段が安定し、よく売れている商品を仕入れ候補としてExcelに入力する

 

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明日は第3講座「中国の仕入れサイトで探す[マル秘]テクニック」です。

中国から仕入れるといっても、実際に現地に行く必要はありません。
完全在宅、パソコン1台だけで、すぐに利幅商品が見つかる方法を教えます。
では明日また、同じ時間に、メ